インナーチャイルドに癒しをするワーク
もしあなたが自分の個性を大切にして、
人生を自分らしく伸びやかに生きていきたいのであるならば、
私がお勧めしたいのはインナーチャイルドのワークをすることです。
インナーチャイルドのワークは、
自分の感情に意識を向けて、
その感情が一体何を伝えようとしているのかを、
まるで小さな子供とでも話をするようにイメージをして、
自分に問いかけをするワークです。
ですから、インナーチャイルドに癒しをするワークといえます。
具体的なやり方について知りたい時は、こちらをまずご覧ください。
人に望まれた人生を生きているのか、自分の生きたい人生を生きているのか
インナーチャイルドのワークは、
ないがしろにしてきた内なる自分の声を聴くのにも役立ちます。
内なる自分の声をないがしろにしていると、
本当に大切な自分の思いに気がつかないまま、
望んでもいないことを言ってしまったり、
やってしまったりするものです。
何かにつけて、
本当の自分とは違うことを言ったりやったりしているのですから、
だんだんと本当の自分がわからなくなっていきます。
そして、人に望まれた人生を生きているのか、
自分の生きたい人生を生きているのか、
いったい誰の人生を生きているのか分からなくなります。
なぜそんなことになるのでしょうか?
愛されたいあなたが生きづらさを作り出す
私たちのほとんどが、誰かに受け入れてもらったり、
認めてもらったり、愛されたりすることによって、幸せを感じます。
実は、こうして幸せを、自分では無いほかの誰かに求めるやり方では、
幸せになるどころか生きづらさが生まれます。
私たちは愛されることに忙しいのです。
誰かと仲良くするためにとか、
誰かに嫌われないようにするためにとか、
あるいは上手く立ち回るためにとか、
その場でやらなければいけないことが、多いのです。
本当の自分のままでいることで、
愛されなくなったり、
仲間外れになったり、
なにしろ不都合なことがあった場合は、
あなたは気がつかないうちに自然な自分らしさを抑圧することになります。
抑圧というのは自分の本当の心に蓋をすることです。
そして、自分がしたいことではないことをすることです。
例えば、自分の気持ちを置き去りにしたままで、
誰かに配慮したり、遠慮したり、
相手が喜びそうな、相手に嫌われない振る舞いをすることです。
場合によっては相手を威嚇したり、
自分を強く正しく見せたりし立場を守ろうとします。
そうやって繰り返された振る舞いは、
そのうちに自然にあなたの人格になってきます。
人格とは、あなたが何度も繰り返した反応のパターンで
できているのですから。
こうなってくると、
日常生活では特にこれといった問題が起きてきないとしても、
本当のあなたは慢性的にストレスを抱えることになります。
本当の自分を表現できていないものですから、
モヤモヤした感じが、いつもどこかで続くことになります。
インナーチャイルドのワークが矛盾をなくす
こうした生きづらさは、置いてけぼりにされている、
あなた自身の心のサインです。
本当の自分と、普段の自分との間に大きな隔たりがあるので、
生きづらさを感じるのです。
愛されるために、自分の居場所を作るためにやっていることと、
本当のあなたのやりたいことの間には、
大きな距離が生まれているのです。
ですから、インナーチャイルドのワークによって
あなたの心の声とつながることが大切なのです。
インナーチャイルドのワークも、こちらで学ぶことができます。