いつでもスッと楽になるには?
人は自分で自分の心に,絡(から)めとられてしまうときがあります。
特にインナーチャイルドが反応しているときは
強い感情や思い込みに巻き込まれてしまいます。
悩みの渦中にいて,なにも出来ないときがそうですね。
そんな時、
インナーチャイルド感情を
客観視する【視点】をもつことができるとしたら
どうでしょうか?
おそらくあなたは
同じ状況にあっても、今までと比較して
楽に脱却し、対処できるようになります。
ぜひそのポイントを覚えておいてください。
心が煮詰まるとき
私たちはの心は複雑で、
ひとつの方向に動こうとしても,相反する気持ちが
それを抑えてしまいます。
自分では気づいてはいなくとも
潜在意識にはいろんな心があるからです。
インナーチャイルドと呼ばれているものも
含まれます。
頭も心も今の感情に巻き込まれ
どこにも行けなくなる時
私たちは,まさに煮詰まっていると言えます。
そんな時、
まずはその状況から脱却することが大事です。
脱却するのに最適な方法は簡単です。
自分の感情を観察することです。
感情を見つめる眼を持つ、ということはつまり
”インナーチャイルドを見つめる眼”をもつということです。
”絡めとられている心そのもの”を観察する
インナーチャイルドを見つめる眼をもつとは、
”絡めとられている心そのもの”を観察するという意味です。
あなたの感じている感情を
言葉として表現すればいいのです。
具体的にはこのようにしてください。
「いま私の中に、イガイガがある」
「喉が詰まった感じがある」
「胸の奥で黒くモヤッとする感じがある」
お分かりでしょうか?
感情=肉体感覚なのです。
ネガティブな感情はとくに
肉体感覚がはっきりと
わかりやすいでしょう。
こうして感情に伴う
肉体感覚を観察し
言葉にしていく,という行為が
自分と観察対象とのあいだに,
適切な距離をあけることを可能にするのです。
距離をあけるということは
心理的な視野が広くなり、
あなたが自由になるということです。
あなたの心理的な視野が広くなることで
何が自分を絡めとっていたのか,
心の実態が見えてきます。
実態が見えてくると
本当はなぜこんなに強く感情が反応しているのか
自然に気づけるようにもなります。
自分をこのように観察することで,
ネガティブな感情に巻き込まれにくくなります。
混乱したままの感情に翻弄されにくくなるので
いつもより早く、あなたは本来のベストな状態を
取り戻せます。
今日から観察してみる
これが「インナーチャイルドを見つめる私」の開発であり
自己観察の力です。
自己観察することを怠ると,
その時の感情や状況に溺れてしまったり,
飲み込まれてしまいがちです。
自己観察によって感情との距離をあけること=心の囚われから脱出すること
今日から気分や感情が揺れ動いたら
このことを思い出して、観察することを心がけてくださいね。
その分だけ、あなたはクリアな頭と心になっていきますよ。
りか
@
これも暴れる感情なのでしょうか?
実の姉がとてもこわいのです。
うちの姉は、思春期に自律神経失調障害、大人になってからもパニック障害や鬱の診断を受けています。
金銭トラブルを繰り返し、親の年金も使い果たします。
父は、今にはじまったことじゃない、と。母も育て方を間違った自分が悪いと言います。
姉は、うちの親は何も財産を残してくれないし、母親に虐待されたからこんな人間になったと言い、事情を知らない人からは励まされています。
私は同じ親に育てられており年の差もわずか、姉が虐待されたような記憶はまったくなく、母は洋裁やお菓子作りが得意で、私の友達も可愛がるような人です。
私は穏やかに生きたいといつも願い、姉に関わらなければ平穏に暮らせるのです。
父は姉を見捨てないでくれと言います。
両親が生きている間は、悲しませたくないので、必要最小限の時間、注意深く冷静に姉と接しています。
姉には2人の子供もいますが子供のためにいろんなことを我慢することもできないようです。
両親も高齢です。
いつかいなくなってしまったら私は我慢する自信がありません。
両親のためにと、自分がそういう人間でありたいと、姉が良い方向に気持ちを持っていってもらえないか努力してきましたが、限界を感じています。
姉の同級生たちも表面には出しませんが、また病んでるよと陰で言ってるそうです。
同情の気持ちはありますが、それでも逃れたい苦しく辛い気持ちでです。いずれ縁を切れる日を願うのは人として罪なことなのでしょうか。
姉からの着信は恐怖です。
くにさき
@
りかさんの心労も、ご家族の心労も
かなりのものだと思われます。
ずいぶんと長い間、我慢されてきているようですね。
りかさん自身が、本当はどうしたいのかは
ハッキリしていますね。
お姉さんからは、
離れたいわけです。
その気持にOKを出すことが
最初のステップだと思います。
縁を切れる日を願ったり、
実際に縁を切ることを決めること。
そう思うのは
自然なことです。
ここではお姉さんの状態や
ご家族についてのことは解りません。
これは私の想像ですが
もしかすると
お姉さんだけではなく、
ご両親も、聞き分けの良い
りかさんに甘えている部分があるのかも知れません。
お姉さんに怒りを感じて構わないし
ご両親が悲しむとしても
縁を切っても構わないのだし、
逃げても構わないのです。
それは人として
罪などではありません。
実際にどのように行動するのかは
まだ決めなくても構いません。
混乱した心では
むしろ何もしない方が良いこともあります。
自分はどのようにしても
構わないし、
自分を守ることが
当たり前であることを
思い出すことから
まずはやってみてはいかがでしょうか。
この場合に
「本当はどうしたいの?」という
インナーチャイルドワークが役立ちます。
メルマガでもブログでも
探せばすぐにありますので、探してみてください。
なんども繰り返して
ワークすることから
自然と心の中がほぐれていきます。
感じ方も、考えの流れも
少しづつですが変わるかも知れません。
まずは
こころの中をほぐしていくことから
やってみてください。
りかさんを内側から守れるのは
りかさんしか居ないのですから。