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NLP(神経言語プログラミング)

NLP理論の具体例と使い方:一般化|あなたの制限をブレイクスルー

NLP(神経言語プログラミング)で知られている
一般化についての記事です。

「わたしって、なぜいつもこうなんだろう?」って
悩むことはありませんか?

「あの人は、いつもああだから困る」って
思うことありませんか?

「このことについては、私はカンが効くだよね」
と、自信のあることがあるんじゃないでしょうか。

「あー、だいたいパターンが見えた!」
と、ひらめくこともありますよね。

それらはすべて
脳の同じ働きによるものだとご存知でしたか?

その働きの原理と活用について理解しておくと、
もっとあなたが自由に発想したり
柔軟に気持ちを切り替えたりできるようになりますよ。

「わたしって、なぜいつもこうなんだろう?」と
思い悩むことから解放されて心が楽になります。

 

「あの人は、いつもああだから困る」と
困るだけで終わらせずに
対人関係で柔軟な姿勢を発揮できるようになります。

「このことについてはカンが効く」
「あー、だいたいパターン見えた!」と思う人は
それが諸刃の剣であることを知ることで
よりよく自分の能力を活かせるはずです。
あなたはさらにバージョンアップできます。

NLP 一般化 心が楽

あなたの世界モデルでは常に編集が行われている

 

私たちは、自分のいる世界を理解するための
地図(世界モデル)を持っています。

世界モデルについて:地図は領土ではない

本当に届けたいNLP(神経言語プログラミング)の考え方|魔術の構造

 

脳は、さまざまな神経系の情報を編集することで
私たちをサポートしてくれています。

神経系は、毎秒あたり1100万bitもの莫大な情報量を
脳にもたらしていますが、
それがそのまま私たちの顕在意識に流れ込んできているわけではありません。

潜在意識 脳 NLP

すこしでも合理的に、省エネルギー化するために

一般化、削除、歪曲という

3つのメカニズムを使って現実を編集します。

ここでは一般化についてお話しします。

すべてをひとくくりにせよ「一般化」

一般化は、ひとつか、あるいは少ない経験であるにも関わらず
その結果をもとに
ものごとを、ひとくくりに解釈するという
編集能力です。

能力という表現をしたのは、
ー般化という編集能力は
私たちの学習に不可欠な要素だからです。

想像してみてください。

あなたが子供時代に
熱いストーブを触って火傷をした経験があるとします。

熱い

それ以降、ストーブのそばにいる時には
注意をするようになるはずです。

このときにあなたの中で起きていることは、
「あの熱いストーブには触らない」という
限定ルールだけではありません。

「すべての熱いストーブに触らない」という、
広いルールにするでしょう。

それが一般化です。

ひとつの経験を広くほかのことにも
当てはめることです。

一般化のメリットは、何でしょうか?

細かい例外をいちいち気にしなくとも
合理的に行動を
決めることができるようになることです。

さきほどの例で言うと
あのストーブは火傷したけども
このストーブでは火傷しないかも知れない。

などと

毎回、新しく出会うストーブについて
検討する必要がなくなる、ということです。

「熱いストーブに触らない」

それだけで充分ですよね。

さて、その一方で
行き過ぎた一般化は、
私たちを不自由にもします。

例えば・・・
「ストーブは危険!
私はストーブと同じ部屋には、いられない!」

「暖房機器はあぶない!
どんな火傷のリスクがあるか解らないから
私はヒーターもエアコンも何もかも全部がイヤ!」

ということを思う人がいたらどうですか?
これはなんとも極端な一般化ですね。

 

もともとは、
部屋にあったストーブにうっかり触れてしまった、
という体験から芽生えた一般化のルールだったのに、

その体験の範疇をこえて、
「すべての暖房機器は危ない」
という極端な一般化になっています。

普通そんなことを思う人はいない、
と、あなたは感じる知れません。

でも案外、
私たちは極端な一般化をやっているのです。

例えば、子供時代に起こりがちなものを挙げましょう。

子どもが良かれと思ったことをしても
それが大人の眼から見るといけないことで
叱られたりすることがありますね。

叱られる

そういう体験は、
「自分で思ったことをやったら怒られた。
自分の思っていることやってはダメなんだ。」
という誤解を生む場合もあります。

それが誤解であっても
本人にとっては真実の体験なので、
一般化することで、合理的に解釈しようとします。

すると、
「自分のやっていることは、すべてダメなこと。」
というルールが生まれます。

全てダメ

そのルールを信じて
自分の道を選んでいくのです。

だから社会に出たあとも
「自分のやっていることは、すべてダメなことなんだ。」
というルールの中で生きています。

これではさきほどの例で書いた
「すべての暖房機器は危ない」という
極端な一般化と変わりません。

極端な一般化のままで大人になったので
本人が優秀で、いろんな役割や責任を持たされる
立場になったとしても
どこか心のなかで、自信が持てなかったりします。

そして、頭では
こんなことじゃいけないと、
もっと積極的になろうと努めるのですが
心がついてこないのです。

全てダメ

潜在意識には
「自分のやっていることは、すべてダメなこと。」
という極端に一般化されたままのルールがあるためです。

 

例外を探し、ひとくくりからスルリと抜ける

もしかすると
あなたにも、なにか極端に一般化されたものが
制限をかけている可能性もあります。

試してみて欲しい、ひとつの手法として

「本当にただの一度も例外はなかったのか」を
尋ねてあげると良いでしょう。

例えば自分に尋ねるなら

「自分のしたことで、両親が心から喜んでくれたこと
誉めてくれたことは、本当にただの一度もなかった?」

という質問になります。

※自分のことに応じて、質問を変えてみてくださいね。

質問に対して真剣に記憶を探っていくと
一般化フィルタリングで記憶から消えてしまってた
「両親の笑顔の記憶」、「機嫌の良さそうな声色」などが
浮かんでくるはずです。

それとともに、誉めてくれたり、認めてくれた記憶が
呼び覚まされてきます。

誉められた

一般化というフィルタリングを一時中止しているからです。

過去の記憶、とくに子どもの頃の記憶を
大人のあなたが検索するメリットは大きいです。

直接に言葉として誉めること以外でも
大人になった今の自分だから理解できる
いろんなバリエーションの誉め方や、承認のされ方が
あることに気がついていくからです。
※この原理が、さまざまなセラピーで用いられています

思い出す

そして
「自分のやっったことで、親に誉められたことがある」
という記憶に出会うのです。

それを感情の体験として
じっくり思い出すことで、
極度の一般化が修正されていきます。

 

一般化という「能力」と正しく向きあう

一般化は、

すべて、そうだ。
いつも、そうだ。
どこでも、そうだ。
だれでも、そうだ。

という、ものごとをひとくくりにする
編集能力です。

ですから

ほんとうに、すべて? ただ一度の例外もなく?
ほんとうに、いつも? ただ一度の例外もなく?
ほんとうに、どこでも? ただ一度の例外もなく?
ほんとうに、だれでも? ただ一度の例外もなく?

のように、例外を思い起こさせることで
修正することもできるのです。

また逆に考えてみると、どうでしょうか。

いつも例外を探してばかりだと
頭がくたびれてしまうし、
会話もなりたちませんよね。

「いつも元気だね!」

「そうですか?ほんとうにただの一度の例外もなく
私はいつも元気でしょうか?」

「・・・。」

大切なのは一般化を扱う
バランスです。

最後にバランスについて話します。

状況やコミュニケーションが行き詰まった時には
自分のなかで、「普通はこうだろう」と
思い込んでいるなにかを
再検討することも大切です。

一般化されたものを
違った切り口で考えるクセを付けることで
いつでも柔軟に変化させていくことが可能なのですから。

そして、さまざまな弊害をもたらしていますが、
それでも一般化は素晴らしい能力であるのは
間違いないのも事実です。

どれだけ不慣れな状況でも
(それが仕事でも、人間関係でも、スポーツでも、勉強でも)
一般化という、優れた編集能力を活かすことで
とても上手にマスターしたり、馴染んだりできます。

複雑な状況でも、その中からある程度のパターンがわかってくると
いつも、そうだ。だれでも、そうだ。どこでも、そうだ・・・
という一般化で認識できるようになるからです。

新入社員が仕事に不慣れなのは、一般化が足りておらず
ああなったらどうしよう、この時にはどうするんだ?

などなど、
目の前の仕事を一から考えなければ判断が出来ないからです。

sentaku

慣れている社員は、コツがあったり、勝手を知っています。

いつものように手早く処理できます。
それが、一般化という能力なのです。

だけれども

慣れているからこそ、細部に注目したり
例外の可能性に無頓着になり
ミスをすることだってあるのです。

 

WHY? JAPANESE PEOPLE !?

厚切りジェイソンというお笑い芸人さんがいます。
IT系の上場企業の役員でもあるので、
そのことでも有名です。

非常の頭の良い人ですから
さまざまな一般化を用いて
ものごとをパターン認識しているようです。

彼のネタは
日本語の漢字を扱うのですが
そこにも彼の一般化が垣間見えて
面白いですよ。

漢数字を覚える際に
一、二、三・・・・
と書き出してみて、

はは〜〜ん!この続きわかった!

パターン見えた!
日本語は簡単だよ。

と、ほくそ笑みます。

つまり厚切りジェイソンさんによる一般化によれば
一、二、三・・・・の続きは
あとは線が一本づつ増えていくだけ、ですね。

事実、このように語学では
ある程度のパターン認識が役立つそうです。
推理とか推測のようなものですね。

しかし彼の一般化は通用しませんでした。
「一、二、三・・・・四? なぜだ〜〜!!」
と、いうオチです。

いつも線が一本、増えるだけとは
限らないんです。ごめんなさい。

あ、ローマ数字だって4は一般化を裏切りますね。
Ⅰ Ⅱ Ⅲ・・・ Ⅳ

まとめ

私たちは
一般化を上手につかい分けながら
人生で出会う出来事を整理していこうとします。

一般化は、その人なりの「狭い常識」とも言えますし
すぐれたパターン認識とも言えます。

一般化は、つねに正しいとは限りません。

一般化したものが、正しいかどうかなんて
そのときの状況によるからです。

私たちはそれを知った上で、
いつも柔軟でありたいものです。

ワーク

「〜が、いつも私を制限している」

という「〜」に当てはまるものを考えて下さい。

それは本当にそうでしょうか?
ただの一度も、そうでなかったことは無いのでしょうか?

もとのあなたの経験はもっともですが
すべてにその経験を当てはめているとしたら、修正してみたくないですか?

いくつかの例外を想い起こしてみてください。
そして想い起こしながら、あなたの気分や体の感覚も感じてみてください。

想い起こしを充分に感じ終えたあとは、
最初と比べて気分や考えの変化が、どのくらい芽生えてきたか解りますか?

それが一般化を再編集したことの成果です。
あなたの世界モデルに変化が生まれました。
おめでとうございます^^

「NLP理論の具体例と使い方:一般化|あなたの制限をブレイクスルー」への2件の返信

kuniの発言:

いつも同じ毎日が、ちがった見方が出来るようになっていました。

毎日は変わっていると認識する事から感動が生まれると思っていたところへ今回のメールはタイムリーでした。

ブログで写真を含めて記事の紹介をさせて頂きたいと思います。
気づきをありがとうございます。

くにさきくにさきの発言:

kuniさん、コメントをありがとうございます。

タイムリーに記事を見つけてくださりましたね^^

同じ体験、同じ景色でも
新しい認識が生まれた時こそ、感動を生む。
私もそう思います。

これはいつもと同じものだ、という感覚を「馴化」と呼ぶそうです。

生物が環境に馴染むための進化なのですが、
人間の場合、心が環境に馴染みきってしまうと
新鮮さが失われ、停滞感を感じます。

私たちはいつでも、いつまでも
ある意味、子どものように・・・、
毎日を体験したいものですよね^^

ブログの紹介、嬉しいです!!

画像には著作権が含まれますので、
もし良かったら、この記事のリンクURLを貼って
紹介していただければと思います。

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