人は誰かに喜んでもらえると嬉しい・・・けれど
私たちは、誰かに必要とされたり、評価されたりすると、
喜びを感じるものです。
たとえば私なら
ブログを読んでくださっている人がいると
嬉しいものです。
メルマガで公開している「心の知識」について
感謝の声を頂くときも、やっていて良かったと思います^^
そして
メルマガ読者の方の体験や、
コンサルを受けている方の話で共通しているのは
「じぶんのやっていることが、誰かに良い影響を
与えていることが実感できると、嬉しいし勇気がでる」
ということのようです。
家族のために毎日の食事のメニューに頭を悩ませている人も、
食卓で「美味しい!」と言って喜ばれ
残さず食べている姿を見ると、その苦労も報われるでしょう。
友達の悩みを丁寧に聴いて、
相手がスッキリした顔になっていくのを見ると
嬉しくなるでしょう。
仕事が大変そうな同僚をみたら
手助けをできることがあれば、するでしょうし
相手のほっとした顔を見ると、役に立てて良かったと
思えるでしょう。
じぶんがやったことが、ちょっとしたことでも、
相手に喜んでもらえると嬉しいですよね。
逆に、誰かに何かをしてもらったときには
感謝を伝えるし、
そうすると相手側も嬉しいものです。
誰かの役に立っている、ということが
励みになるのは確かです。
あなたの、その行動、エネルギーはどこからくる?
ですが
ともすると、じぶんがやっていることが
「誰の役にもたっていないと感じる」と、
無意味な気分、むなしい気分になることもありますよね。
別に、感謝をされたくてやっていたことではないけれど
相手からの反応がなんにもないと、
徐々に無意味感を感じるようになることもあります。
じぶんのやっている”行動”、という
「行動」についての無意味感を抱くと、
その「行動」への関心を失っていきます。
もし、じぶんが好きな「行動」だったとしても
じぶんが好きだからやっている、という理由だけでは
満たされないのです。
これはどういうことでしょうか?
じつは、私たちを動かしている原動力には
じぶんがしたくてしている、という
「自己承認から生まれる原動力」もあれば、
誰かが褒めてくれるからやっている、という
「他者承認に依存した原動力」もあるのです。
無意識に「他者承認に依存した原動力」を使っていると
じぶんのやったことに対して
相手が感謝を示してくれると、活動エネルギーをもらえます。
実際に、まだ感謝をされていなくとも
想像の中で、「これをやったら相手が喜ぶ」という予感があれば
その予感で期待感が強まり、活動エネルギーをもらえます。
それ自体は、上手に活用すれば悪いものではありません。。
しかし
じぶんのやったことに対して
相手が感謝をしめさないと、期待がはずれ
活動エネルギーが失われる時もあります。
これは「他者承認に依存した原動力」を
メインに使っている状態なのかもしれません。
人に正解を求め、じぶんに○をもらう生き方
そういう時は
「じぶんのやろうとしていることで、誰かが喜ぶイメージ」ができないと、
そもそも、それをやろうとする行動のエネルギーが湧いてきません。
そして「じぶんのやったことで、誰かが喜ぶ体験」が続かないと、
次回もそれをやろうとする行動のエネルギーが湧いてきません。
ですから、他者からの「感謝のリアクション」がないと
「わたしのやっていることは、すべて役立たないことばかり」
のように”無意味感が拡大”していくこともあります。
まるで
「じぶんは存在してはいけない」ような
罪悪感や申し訳ない気持ちになることもあり得ます。
「他者承認に依存した原動力」で動くときの人は
誰かの役に立つことや、感謝をされることで
じぶんの存在意味を求めようとします。
だから、何をすれば相手が喜ぶのか、という
相手の考え方や反応が、じぶんの行動の価値、
さらには存在の価値を決める手がかりになります。
その結果
じぶんが何をやりたいかではなく
相手がじぶんに何を求めているのか
「”正解”を知りたがる生き方」になっていくのです。
なぜなら、じぶんがなにを望むのかを知ることよりも
どうすれば人から認められるのか
ということが、本人の死活問題だからです。
ですから、じぶんにとって重要な人物から、
感謝されて愛される反応が無くなると
じぶんの価値を見失うのです。
人からの「承認エネルギー」を栄養とする生き方は、
「人の正解に従う生き方」です。
じぶんが生きている理由を、人から得ようとするので
つねに人の反応が関心事になります。
そうなると、
じぶんをなおざりにすることが増えていきます。
いつの間にか、相手の望みを、じぶんの望みだと思い込むようになります。
相手の笑顔がエネルギーであり、相手の喜びがじぶんの喜びになります。
これは、他者承認に依存した生き方に最適化しすぎて
「じぶんが何を望んでいるのか」ではなく
「相手に愛されるじぶんなら、何を望むはずなのか」で
考えるようになるからです。
じぶんの眼ではなく、
相手の眼で、じぶんの人生を眺めるようになるのです。
本当は、じぶんが心から望んでいることなら
相手が喜んでも喜ばなくとも、
相手に迷惑をかけていないのであれば
じぶんが勝手にそれを続ければ良いのです。
しかし、相手の望みに叶っていない、じぶんの気持ちや望みは
愛されるためには邪魔なものだと感じるようになっているので、
じぶんの望みや感性を表現しないクセ
気づかないように無視をするクセがついてきます。
なので、本当に感じていることを感じないように
感性にフタをするようになります。
ほんらいは、繊細な感覚が私たちの大切な羅針盤なのに
その機能にフタをしているのですから
「じぶん不在」で毎日を過ごすことになります。
そうなると人生のいろんな局面で
人からどう思われているのかという
想像の中にいる他者への
強い不安や、過度の期待から、
行動と生き方を選んでしまいます。
ですから、
気がついたときには、本当に望んでいた生き方から
大きく外れてしまっています。
ではどうすれば良いのでしょう?
ひとつの方法として届けたいのは
じぶんの中に、高次の頼れるじぶんに繋がることです。
それが
じぶんの内側にある「高次のじぶん」ハイヤーセルフから
指針を得ることができるワークです。
じぶんのエネルギー源とつながろう
このワークをおこない続けることで、
「他者承認に依存した原動力」に頼らなくなります。
じぶんへの愛と勇気から行動ができるようになっていきます。
どのような体験をしても、人の評価でじぶんを決めることなく
愛のある態度で、丁寧にじぶんに接するようになるので
失敗をしたときにじぶんを責めることが減っていきます。
じぶんを責めることが減るので、行動から必要なことを学べます。
学んだことを試すために、また新しい行動ができるようになっていきます。
じぶんが好きでやっていることに対して
人が自然に喜んだり、感謝を示したりされることも出てきます。
こうして人の評価に依存することなく
じぶんの望みを大切に表現し、
じぶんを生きることができるようになります。
その結果として
「あなたらしくなくなった」「あなたは変わってしまった」と
言われることがあるのでしたら、
その相手は、あなたのことなど観てはいなくて
じぶんの理想をあなたに投影していたのでしょう。
本当の繋がりを大切にする人なら
あなたの変化を大切にして
変化したあなたと共に
新しい関係を築いていくことができますよ。
だからあなたの人生には
これまでよりも深い部分で安心感のある
伸びやかさが育まれていきます。
じぶんの内側にある「高次のじぶん」ハイヤーセルフから指針を得るワーク
私たちは肉体を通じて、生命のバランスを保っています。
そして、この肉体はとても繊細な感覚器としての
役割も果たしています。
感覚器としての肉体から得られた莫大な情報が
脳で束ねられて、あなたの体験している世界を創っているのです。
それがいわゆる、「情動」「感情」と呼ばれるものです。
ですから、ちょっとしたコツをつかむことで
「情動」や「感情」を手がかりに、内なるハイヤーセルフから指針を
言葉として翻訳することができるようになります。
これはとても大切なことです。
なぜなら、これまでのじぶんの信念などの、
狭い枠組みの影響を受けていない
あなたにとって純粋な気づきだからです。
やってみよう!
感覚の発信源を探り、抽象的な色と形を当てはめてみてください。
色、形それぞれから連想する言葉を探し
言葉と色、言葉と形で、いちばん一致感があるものを選ぶのです。
感覚と色形、そして言葉が統合して
本来のメッセージが復元されて、あなたの理解になります。
これがインサイト・チャネリング(内省的洞察)による
ハイヤーセルフとの対話手法です。
手順を解説してみました。
思い込みの制限を越えた、広い視野を手にしてください。
「いまの私に必要なアドバイスをください」
という質問を課題として練習をしてみてください。
それがあなたの人生を、あなたらしく表現していくために
必要なバランスをもたらしてくれますよ。
答えは抽象的でも構いません。
しかしそれは、あなたの進むべき方向性をしめす、
指先なのだと信じてください。
PS
今回ご紹介したハイヤーセルフワークも
インナーチャイルドのワークも
本当のじぶんを取り戻すための取り組みです。
あなたの可能性をひろげる
ハイヤーセルフワークのバリエーションを
こちらで詳しく解説しています。
https://kunisakishizuka.com/higherself/higherself-tsunagaru-workbook/
あなたに平穏をもたらす
インナーチャイルドのワークは
こちらで詳しく解説しています。
https://kunisakishizuka.com/innerchild/zibundeiyasu-innerchildwork-no-huohou/
ハイヤーセルフのワークと
インナーチャイルドのワーク共通点は、
いつもの思考ではなく
じぶんの感覚を大切にして
じぶん自身と仲良くなり
そこから新しい思考を育んでいくという点です。
詳しくは下記メルマガも参考にしてくださいね。
もしかすると、こちらもお役に立つかもしれません
講座で繰り返し復習
こういった試みをしているくにさきさんに感心しています。
インナーチャイルドの癒し方はなかなか把握できないので、講座で繰り返し復習できるので効果的だと思います。
ただただ、ありがたいという気持ちです。
【まるさん】
心に入ってきやすい感じ
文章を読んでいるだけより、ビデオ映像の音声も聞けることで、より心に入ってきやすい感じがしました。
インナーチャイルドの癒しが大切なのは分かっていても、ひとりではなかなかうまくいかないので、サポートが受けられるのはありがたいと思います。
【T.Nさん】
目的を書く、口に出すアウトプット
フィードバックや、アウトプットで自分の理解度を認識する事や、目的を書く、口に出すことで脳を働かせる作業はシンプルで一番ポイントであることを理解しました。
あとは習慣化することで精度を高めたいと感じております。
【リリさん】
インチャイの癒しは私のライフワーク
毎回ちょうどいい長さで、受けやすく助かります。
本当の自分につながるインチャイの癒しは私のライフワークになりつつあります。楽しく取り組んでいきたいと思います。
【Y.Yさん】
自分のペースで何回でも
私は理解するスピードがゆっくりで、時間がかかる方だけど、このオンラインのセミナーだと、自分のペースで何回でも読みかえせたり、動画を観たりできるので良いと思います。
文章も丁寧で優しくて分かりやすいと思います。
【めぐちゃん】
他の人のために何かできたらと思えるようになりました
まず、感じたのは、くにさきさんの想いを感じました。
このようなボリュームがある内容をメールセミナーでやってしまう心の広さに感動しました。普通ならセミナーで何万も取る内容とおもいます。
私も全部の回を終了し、自分が楽になったら 他の人のために何かできたらと思えるようになりました。ありがとうございました。
【MOMOさん】